ICO、警察の顔認識技術に関する監査でデータ保護遵守にばらつきがあると指摘
イギリス
2026年8月18日1 ソース
キーポイント
- 01ICOは、顔認識技術を利用する5つの警察組織への監査で、データ保護の遵守状況にばらつきがあると判断しました。
- 02規制当局は、警察による顔認識技術の利用に対する国民の信頼を得るには、より強固なガバナンス、保護措置およびリスク管理が必要だと述べました。
- 03顔認識技術を利用する警察組織は、プライバシーおよびデータ保護上のリスクについて、実効的なガバナンスと統制を確保すべきです。
- 04今回の結果は、ICOが警察による生体認証監視技術の利用を引き続き精査していることを示しています。
英国の情報コミッショナー事務局(ICO)は、5つの警察組織による顔認識技術の利用を監査した結果、データ保護要件の遵守状況にばらつきが見られたと報告しました。ICOは2026年8月18日に調査結果を公表しました。
監査では、警察組織が顔認識技術を導入・運用するに当たり、適切なガバナンス、保護措置およびリスク管理体制を整備しているかを重点的に確認しました。ICOは、生体データを処理する技術を警察が利用する際には、国民の信頼を支えるため、強固なデータ保護実務が不可欠であると強調しました。
警察組織にとって今回の指摘は、顔認識システムに関する管理・統制を堅固に維持する必要性を改めて示すものです。これには、明確なガバナンス体制のほか、プライバシーおよびデータ保護上のリスクを文書化して評価することが含まれます。各組織にとっての実務上の影響は、ICOによる個別の監査結果および後続措置の内容に左右されます。
今回の報告書は、多数の人々が利用する公共空間での運用など、広範な影響を及ぼし得る場面を中心に、警察による生体認証を用いた監視技術の利用が引き続き規制当局の厳格な監視対象となることも示しています。
ソース (1件)
ico.org.uk — 2026年8月18日