香港の個人データ保護コミッショナー、エージェント型AIに関するデータ保護ガイダンスを公表
中華人民共和国香港特別行政区
2026年8月25日1 ソース
キーポイント
- 01PCPDは2026年8月25日、エージェント型AIに関するプライバシー保護ガイダンスを公表しました。
- 02ガイダンスは、過度なデータアクセス、目的外利用、不正確な個人データなどのリスクを対象としています。
- 03PCPDは、透明性、データ最小化、セキュリティ、監査可能性、人による監督を含む9つの保護措置を推奨しています。
- 04エージェント型AIを利用する組織は、AIエージェントが利用できるデータとシステム権限を定期的に見直し、その行為に対する統制を維持すべきです。
香港の個人資料私隱專員公署(PCPD)は2026年8月25日、エージェント型AIの利用における個人データ・プライバシーの保護に関するガイダンスを公表しました。エージェント型AIとは、与えられた目標を達成するために、自律的に計画を立て、意思決定を行い、行動できるシステムを指します。
本ガイダンスは、こうしたシステムが個人データにアクセスし、組み合わせ、これに基づいて行動する際に生じるプライバシー上のリスクを、組織が管理するための支援を目的としています。PCPDは主なリスクとして、過度なデータアクセス、目的外利用(当初の利用目的を超えてデータを使用すること)、および不正確なデータを挙げています。
PCPDは9つの保護措置を推奨しています。具体的には、エージェント型AIの利用について透明性を確保すること、必要なデータに限って収集・利用すること、適切なセキュリティ管理措置を導入すること、AIの行為および意思決定について監査可能性を維持すること、ならびに実質的な人による監督を確保することなどが含まれます。
エージェント型AIを導入する組織は、AIエージェントがアクセスできるデータ、そのエージェントが実行可能な行為、および機能の変化後もその権限が必要かどうかを評価すべきです。また、個人データの利用状況を監視・調査できる体制を整え、重要な影響を伴う活動については人による統制を維持する必要があります。本ガイダンスは、香港の個人資料(私隱)條例の適用を受ける組織に関連します。
ソース (1件)
pcpd.org.hk — 2026年8月25日