ECB、オフラインのデジタルユーロ向けセキュアハードウェア基準について市場からの意見を募集
欧州連合
2026年8月18日2 ソース
キーポイント
- 01ECBは2026年8月18日、オフラインのデジタルユーロ決済を支えるセキュアハードウェアの基準について、関心表明および意見募集を開始しました。
- 02目的は、取引・決済データを保護しながら、有効なインターネット接続なしでも支払いを可能にするハードウェア型モデルの準備です。
- 03技術プロバイダー、ハードウェア供給事業者、標準化の専門家などは意見を提出でき、その内容は2027年に実施される可能性のあるパイロット事業の設計に影響する可能性があります。
- 04本協議は準備的なものにとどまり、拘束力のある基準を設定するものではありません。また、2027年のパイロット事業も確定していません。
欧州中央銀行(ECB)は2026年8月18日、オフラインで利用可能なデジタルユーロに関する技術基準について、市場参加者から関心表明および意見を募る公募を公表しました。対象となるのは、有効なインターネット接続がない状況でもデジタルユーロによる支払いを可能にし得るセキュアハードウェアです。
この取組みは、ハードウェアを用いたオフライン決済機能の導入および設計を支援することを目的としています。セキュアハードウェアは、インターネットに接続せずに支払いを行えるようにしつつ、決済データおよび取引を保護するために用いられます。
技術プロバイダー、セキュア決済用ハードウェアの供給事業者、標準化の専門家など、技術的な知見を有する関係者は、検討中の基準について意見を提出できます。寄せられた意見は、2027年に予定される可能性のあるデジタルユーロのパイロット事業に向けた技術的枠組みの策定に影響を与える可能性があります。
今回の公募は、最終的または拘束力のある技術要件を定めるものではなく、2027年のパイロット事業も確定していません。これは準備段階における市場との対話であり、ECBがデジタルユーロのオフライン機能について実務的な設計作業を継続していることを示すものです。