米司法省の詐欺拠点対策部隊、Xinbi Guaranteeのウォレットを押収し5,200万ドルを凍結 テザーの協力を評価
アメリカ合衆国マダガスカル
2026年9月9日3 ソース
キーポイント
- 01米司法省の詐欺拠点対策部隊は2026年9月9日、Telegram上の中国語の詐欺支援マーケットプレイス「Xinbi Guarantee」に対する措置を発表しました。
- 02業者からの支払約1,200万ドルを保有するウォレット2件を押収し、さらに47件のウォレットの凍結を求めました。
- 031日で約5,200万ドル相当の暗号資産が凍結され、同部隊の累計凍結額は約9億3,800万ドルとなりました。
- 04司法省は、対象となったUSDTの凍結についてテザーの協力を評価しました。
- 05同部隊は東南アジア以外にも対象を広げており、マダガスカルで13か所の詐欺拠点を摘発しました。
コロンビア特別区連邦検事局(ジャニーン・ピロ連邦検事)は2026年9月9日、米司法省の「Scam Center Strike Force(詐欺拠点対策部隊)」が、主にTelegram上で運営される中国語のマーケットプレイス「Xinbi Guarantee」に対して新たな措置を講じたと発表しました。
当局によると、Xinbiは詐欺の実行者と、資金洗浄サービス、偽の投資サイト、海外の詐欺拠点への人員勧誘などを提供する業者とを結び付けていたとされます。同部隊は、Xinbiが業者からの支払約1,200万ドルの受領に使っていたとされるウォレット2件を押収し、ネットワーク上の資金洗浄に関わる47件のウォレットについても凍結を求めました。
1日で約5,200万ドル相当の暗号資産が凍結され、同部隊による凍結額の累計は約9億3,800万ドルに達しました。資金がUSDTで保有されていたことから、司法省はテザーの積極的な協力を評価しました。
司法省はまた、同部隊が東南アジア以外の詐欺拠点にも対象を広げており、その一環としてマダガスカルで13か所の詐欺拠点を摘発したと述べています。
本件は、当局が資金洗浄用ウォレットを特定すれば、中央集権型ステーブルコインは発行体の段階で凍結され得ることを示しています。詐欺マーケットプレイスに関連するUSDTの資金移動に関わる取引所や決済事業者は、ウォレットの凍結や情報提供の要請を受ける可能性があります。