SEC、暗号資産ETPの上場基準に15%の枠と「デジタル・コモディティ」の定義を加えるNasdaq Texasの規則改正を承認
アメリカ合衆国
2026年9月9日2 ソース
キーポイント
- 01SECは2026年9月3日付の命令(同9日に連邦官報掲載)で、Nasdaq Texasの規則5711(d)の改正を承認しました。
- 02コモディティ型信託受益証券の純資産価値の最大15%まで、一般上場基準の適格要件を満たさないデジタル・コモディティまたは証券を組み入れられます。
- 03SEC・CFTC共同解釈指針を踏まえた「デジタル・コモディティ」の定義を加え、アクティブ運用の信託も認めました。
- 04命令の例示では、ビットコイン、イーサ、ソラナ、XRPが現時点で適格なコモディティとされ、NFTやコレクティブルは15%枠の対象外です。
- 05改正はNasdaq Texasでの一般上場に適用され、その他の上場・開示要件は引き続き適用されます。
米国証券取引委員会(SEC)は2026年9月3日付の命令(リリース34-106268)で、Nasdaq Texasによる規則5711(d)(コモディティ型信託受益証券の一般上場基準)の改正を迅速承認しました。命令は2026年9月9日に連邦官報に掲載されました。
改正により、信託の純資産価値の最大15%まで、一般上場基準の適格要件を満たさないデジタル・コモディティまたは証券を組み入れられるようになります。また、2026年3月23日発効のSEC・CFTC共同解釈指針を踏まえ、暗号システムのプログラムによる動作と需給から価値が生じ、他者の経営努力への期待に依存しないデジタル資産を「デジタル・コモディティ」と定義しました。アクティブ運用のコモディティ型信託受益証券も認められます。
命令の例示では、ビットコイン、イーサ、ソラナ、XRPは、いずれもISG加盟市場で6か月以上取引されている先物の原資産であるため、現時点で適格なコモディティとされています。非代替性資産やコレクティブルは15%枠の対象外です。
今回の改正は、Nasdaq Texasで一般上場基準に基づき上場される商品にのみ適用されます。発行体は、この枠を使って個別の規則変更申請なしに小規模なデジタル・コモディティを複数資産型の商品に組み入れられますが、その他の上場要件と開示要件は引き続き満たす必要があります。